かぼちゃ通信 NO.2(2002.10.28)

 運動会シーズンも過ぎ、朝晩はだいぶ寒くなってきました。日中との気温差が大きく、風邪を引きやすいときでもあります。 汗を拭いたり、衣類の調節をすること、疲れをためないように気をつけることも風邪の予防になりますね。
 この季節、お母さんたちを悩ませるのが、寝ている間も元気な子供たち。何度かけ直してもお布団を蹴飛ばして、あるいはお布団から脱走して寒そうに寝ていたりします。風邪を引かないかしら、おなかを壊さないかしらと夜中に何度も起きる羽目に…。
 小さい赤ちゃんならスリーパー(丈の長いベストのようなもの)は結構おすすめ。夜中の授乳でも寒い思いをさせずにすみます。大人のトレーナーやセーターを足まですっぽり着せるのでもOKですよ。
 歩けるようになると、裾のからまる物は嫌がることがあります。夜中のトイレにも不便だし。そうすると腹巻をさせたり、厚着にしてみたり…。でもこれが案外逆効票。布団をはぐ子は、寝入りばなが暑いらしいのです。だったらとりあえず好さにさせといて、ひと寝入りした頃にそっと布団をかけてあげるだけでいいのかもしれません。

中待合の奥は何の部屋?
 当院の中待合室の奥には診察室と並んで、処置室があります。処置室では、吸入や点滴をしたり、高熱や吐き気などでつらいときに休んでいただくためのベッドがあります。予防接種も診察室での予診が終わったあとで処置室で行っています。

子供の病気 2.おなかの風邪(嘔吐下痢症)
 ”かぜ”というと熱・咳・鼻水を思い浮かべますが、”かぜ”と同じ様に日常よく見られるウ イルス性の感染症に嘔吐下痢症があります。冬に流行りやすく、潜伏期間は2日くらいでヒトからヒトヘ感染し、おなかのかぜ、とか流行性嘔吐症・ウイルス性胃腸炎などと呼ばれます。
 一日元気に遊んでいた子が、夜になって急にお腹が痛いと吐き始め、青い顔をして、時には何回も続けて吐き、おうちの人をぴっくりさせます。「病院に救急で受診ほどではないかしら?」と迷ううちに明け方になり、ちょっとだけウトウトし、朝一番で病院へついた頃には、気がつくと吐き気も遠のいて、顔色も良くなってきた‥・なんて経過をたどることがよくあります。もちろん昼間に発症することもあります。嘔吐はだいたい半日くらいでおさまり、下痢は数日続きます。吐き気の強い問は、水を飲んでも刺激になって余計に吐いてしまうので、胃を休ませて、欲しがるようになったら水分を少しずつ与えて下さい。
 病院では、吐き気止めの薬や整腸剤を処方し、症状の強いときには点滴で水分補給したりします。乳幼児では症状が長引いて脱水になることもあるので注意が必要です。